http://pochiposokuhou.blog.jp/
2015年12月26日
和紙表
こんばんは
とても間が空いたブログUPです。
今回は先日注文をいただきました縁無畳。

和紙表(乳白色)での加工です。
縁無畳の作り方!
始めに部屋の寸法を測り
畳床を部屋のサイズにカットしていきます。

縁無畳のサイズは普通の畳の半分が1枚
3層の畳床を使用


普通の畳で縁を縫う部分が
畳表を折り曲げて畳床に縫いつけていきます。

和紙表は曲がりがいので仕上げで畳の角が綺麗になります。

表の目を直線になる様に張って
先ずは両端を縫いつけます。(ここは通常の畳製作と同じ)


今回使用の和紙表のカラーが乳白色!
機械油で畳表を汚さない様に気をつけながら
手が汚れてないかを毎回確認して作業を進めていきました。

通常の畳では
この部分の畳表は切り落として縁を縫い仕上げていきます。

ここからが縁付きとは違う作業工程。
畳の角が命なので
シッカリと角が立つように!


各畳店さんで
多少は角立ての作業工程が違うかもしれないです。
自分の所はこの様な感じです。


これで仕上がりです。

畳表の綾が綺麗に仕上がりました。

少し斜め横から

横から
仕上がった畳を敷き込みです。



こちらの部分は悩みました。
直線ではなく、その場所に合わせました。

たたみ合わせの部分もいい具合に仕上がりました。

乳白色の畳表!
薄暗い時に
納品したお客様の所へお邪魔いたしましたが
照明が反射して
部屋がとても明るく見えました。
和紙表は「ダイケン健やかおもて・清流10乳白色」を使用しました。
ダイケンの表を使用したのは
防汚加工されており、お施主様用お手入れノート付きなので
日頃の縁無畳の管理もお手入れノートを参考にできます。
畳の織目も目積仕様。
今回はお客様にも喜んでいただきました。
説明不足な所もあるかと思いますが
最後までご覧いただきありがとうございました。
http://pochiposokuhou.blog.jp/
Posted by 畳店の子 at 00:45│Comments(0)
│畳の仕事
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。