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2015年03月06日
畳表 太さの違い
こんにちは
今日の沖縄の名護は雨
辺野古では基地問題でワサワサしてます。
話しは桜まつりが始まる前の1月の下旬!
とてもビックリな出会いがありました。
2組のご夫婦がお店に来店され
てっきり名護へ来られた内地の移住者かと・・・
そこから突然の出会いが始まりました。
よくよくお話を聞くと
内地から観光で来られた方々。
それになぜここへ来店されたかを話されて
私は納得しました。
タタミ店へ来られた方々はなんと!
熊本のイ草農家の方々でした!
沖縄を観光中
本島北部で畳店を検索されて
たまたまこのブログを見られたようです。
やはり畳に関わる事が話題になり
畳表はどの様な品を使っているのか?とか
沖縄の畳表は有りますか?とか
色々と畳やイ草の事を話し
ビーグの産地!照間を紹介しました。
最近では畳業者さんが参入されたか・・・
畳業者さんからの委託栽培なのか・・・
ビーグの栽培面積も
数年前に比べると広がった様に思います。
殆どが沖縄のイ草(本当はカヤツリグサ科らしい)も
中国で栽培され
織られて輸入されてます。
沖縄のイ草はビーグと呼ばれ
内地では太藺(フトイ)と呼ばれているようです。
フトイがビーグなのかな~

そのビーグ表で作った畳が
こちら↓

右に白っぽく写るのが
イ草で織られた表

こんなに見た目が違います。
もっと近くで


太さもだいぶ違い

ビーグは中のスポンジ部分が多いです。
上はイ草で織られた畳表
下はビーグ表 畳床に縫い終わったので
これから縁を縫って仕上げます。
またイ草も種類がある様で
イグサ科!
カヤツリグサ科!
イグサはイグサ科?
フトイはカヤツリグサ科?
沖縄のビーグですが・・・
見た目に艶のあるフトイになるのかな?
イグサとビーグはこんなに変わります。




青白い方がイグサで
ビーグの太い方が地際、細い方が空側になります。
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Posted by 畳店の子 at 12:32│Comments(0)
│畳の仕事
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