こんばんは
いきなりですが
皆さん畳部屋はありますか?
正月に向けて
年末の忙しい中
大掃除で部屋を綺麗にしたら
和室の障子や畳が気になると思います。
クリスマス前に
畳の表替えをなさった方が多いと思います。
その後の管理を申しますと
殆んど掃除機でほこりを吸い取る方がいいと思います。
濡れ雑巾掛けは回数が多くなると
・畳の黒ずみ!・畳表のはがれ!
の原因になりやすいです。(湿気が大敵)
これは自然のイ草の場合。
和紙表の時は雑巾掛けが多少多くても
丈夫にできているので天然よりは傷みが少ないと思います。
でも雑巾掛けは少なめに!
12月に入ってからのタタミ作業の多さは
畳店にとっては毎年の恒例
中でも
畳を敷きっぱなしで
半ば放置状態では
タタミの下の床が気になると思います。
なので、出来ましたら2~3年に1回くらい
乾燥したこの時期に
タタミを部屋で立てるのもいいですよ。
稀にですが・・・
・・・
・・・
ほんとうに稀に
シロアリが入ってたりする事があるので
その確認も一緒にできます。
白蟻がいなければ
そのまま、隙間に落ちたほこりを掃除して
タタミを敷き直すだけ!
また
たまたま白蟻を発見したら
そっとタタミを戻し
薬剤を準備したり・・・
シロアリ駆除業者さんへ連絡したり・・・と
駆除を考えます。
白蟻の移動は結構早い!
対処は早め早めに。
それでここからが
今回のタイトル!
タタミの手術!
・・・「わたし絶対失敗しないので!」
ではありません。(笑)
話を戻し
表替え作業を始めると
シロアリにの食害にあった床に遭遇。
このままでは畳の上を歩くと
多少の段差が生じます。
なので
急ぎの納品ではなく
作業時間も頂いており
床の切れ端もありましたので
意を決して手術開始!
2枚ほど床の状態の良くないのがあり
その内の1枚が特に酷かったです。
糸を外していくと
このような状態でした。↓
最近の畳床は2層や3層が主流で
床に近い層の被害がこれでした。
切れ端の床から下の層の材料を取り出し
切り取り
被害の床も切り取り
入れ替えて
応急処置で対処しました。