たたみの裏返し

畳店の子

2012年05月24日 00:29


こんばんは 

今日と昨日は

梅雨明け気分で過ごせました。

21日の金環日食は豆乳を買いに行く際

雲の薄い所から

欠けた太陽が見れました。

巷では予言曲だのと話題を作っていますけど

「時間旅行」は

吉田美和さんのセンスなんでしょ~ね~





今年は自然現象で竜巻に雹(ひょう)に霰(あられ)

金環食の影響を受けているのでしょうか?

今年(2012)は

梅雨の雨が少ないように感じます。

空梅雨で夏のダムの貯水量が気になったり・・・

心配し過ぎかな・・・空梅雨は

梅雨時期の

畳のカビが発生が少なくていいかも

天然のイ草は湿気を吸ったり吐いたり

タタミ表が剝けるまでのお使いは

あまりお勧めできません。

イ草の中にスポンジ状のふわふわした中身

イ草の特徴が失われるかも

剝け始めたら裏返しをお願いします。

その裏返し

作業内容を写真で紹介します。

作業前










端の糸を外し

縁を外し










タタミ表のゴザを裏返して

縫いつけていきます。







後は縁を縫います。






縁を縫いつけた後












同じたたみです。

表(*表面のゴザ)を裏返しすると

気分一新。

後は堅く絞った濡れ雑巾で一回さっと拭き

日頃の掃除としては

掃除機で畳の表の目に沿って

ホコリなどを掃除器で吸った方が

タタミ表の色もくすみません。



それから裏返しが出来ない場合があります

縁無し畳と

表が破れて台が見える畳に

前に裏返しをした畳は

裏返し作業ではなく

次の作業は「表替え作業」になります。

表替えはタタミ表を新しくする事です。

表替えの作業はまたの機会に!

それからついでに金環食



明るい中心の所に

ちょこっと三日月型の太陽が

とても小さく・・・



関連記事